浄水器の選び方
代表的な4つの浄水器
浄水器といっても、いくつかの浄化方式があるので、ここでは代表的な4つの方式、活性炭、中空糸膜、セラミック、逆浸透膜についてご紹介しますが、 1種類の方式だけで全ての有害物質を除去できることはありませんので一般的には複数の方式を組み合わせた製品がほとんどです。
活性炭
活性炭は塩素やトリハロメタン等を除去することができますが、重金属や硝酸性窒素(発がん性物質)などを除去することはできません。 また、活性炭に吸着した有害物質はその後、そのままになり、利用すればするほど吸着能力は下がっていきますし、さらに利用し続けると吸着したものを放出することもありますのでカートリッジの交換サイクルが比較的短めになり、注意が必要です。
中空糸膜
中空糸膜は0.1ミクロン程度の穴が無数に空いたろ過膜で、この穴以上の有害物質や細菌を除去しますがこの穴より小さな物質である、重金属や硝酸性窒素(発がん性物質)、ウイルス等は除去できません。
逆浸透膜
逆浸透膜は他の方式では除去できない重金属や硝酸性窒素(発がん性物質)、ウイルス等を除去することができますがフィルターの穴が小さすぎるため、他の方式と比べると浄化に時間がかかったり、排水を必要とします。
また、水のおいしさの成分であるミネラルをも除去しますので純水となります。
放射性物質に関しては、ヨウ素やセシウムを理論上、除去することできると言われていますが、放射性物質はこれだけではありませんし、様々な環境での厳格な試験データもまだ不十分だと考えられます。
したがって、逆浸透膜方式が放射性物質を除去できると過信するのは禁物です。

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